地方に転勤になって毎日が辛いと感じることはないでしょうか?
早く戻りたい考えても、自分では転勤期間が決められないので、この辛さは何年続くかわかりません。
そこでこの記事では、転勤がつらいと感じたときの選択について、転勤を10年以上してきた経験からご説明します。
地方転勤が辛いと感じたときに考える3つの生き方
転勤は、あらためて人生を見つめ直すいい機会です。
このままこの会社に居続けていいのか、それとも家族や友人の近くで暮らした方がいいのか、しっかり自分の将来を考える時間とも言えます。
とくに転勤が辛いと悩んでいるなら、以下のような選択をする必要があるかもしれません。
- 今すぐ転職して地元に帰る
- 転勤中に準備をして、転職または独立する・フリーランスになる
- ガマンして転勤生活をし続ける
①は今すぐ転職して地元に帰る選択です。
後先考えずに辞めることを除けば、1番早く今の状況を打開できる選択になります。
それなりの準備や活動期間は必要ですが、何年も転勤生活をすることはなくなります。
②は転勤中に準備をして、転職または独立・フリーランスになる選択です。
準備時間は人によってだいぶ異なりますが、これがハマれば今の会社で働かなくても良くなるでしょう。
③はガマンして転勤生活をし続ける選択です。
転勤は嫌でも会社が好きだったり、今の仕事が好きな場合はいつか戻れると信じて仕事を続ける選択になります。
ただ10年以上戻れないこともあるので、この選択をするのであれば、この先家族や友人と頻繁に会えないことも覚悟しなければいけません。
今すぐ転職して地元に帰る

転勤が辛くても、会社が元いた職場に戻してくれることはまずないでしょう。
そのため今の状況が辛いなら、転職活動期間だけ我慢して、違う会社に就職することも一つの選択です。
辛くてどうしようもないなら、とりあえず辞めてから仕事を探すのも良いでしょう。
ただ収入が無くなってしまうので、少し我慢が出来れば、転勤先で働きながら転職活動をする方が無難です。
求人の情報を得る
転職するのであれば、まず求人情報の収集が必要です。
今の時代、求人情報はネットを利用すればいくらでも出てきます。
しかし、転職で一番難しいのは、自分が本当に欲しい情報を得ることです。
ネットの中の膨大な求人情報から、自分に必要な情報だけ抜き出すのはかなり困難です。
そのため今の状況を早く改善したいなら、できるだけキーワードを絞って情報収集をしていきましょう。
もしそれでも求人情報を調べるのに時間がかかるようなら、求人を紹介してくれるサービスを利用してください。
転勤エージェントなどは無料で利用できて、自分にあった企業を紹介してくれるので、探す手間が省けて非常に楽です。
またマイナビエージェント などは、ネットにない非公開求人案件も多く保有しているので、良い仕事に出会えるチャンスが増えるメリットもあります。
非公開求人とは、企業のホームページや求人サイトに公開されていない求人のことです。
基本的に求人を探すのに費用はかからないので、色々な媒体を利用して自分が理想としている暮らしを手に入れましょう。
転勤中に準備をして、起業したりフリーランスになる

転勤中に自分の武器を作って独立を考えているなら、副業や勉強を始めるのはどうでしょうか。
これらは上手くいけば、そのまま独立することもできるので、転勤からの脱出にもつながります。
転勤からの脱出を目指すのであれば、出来るだけ再現性が高いスキルを選んで実施しましょう。
ブログアフィリエイト
副業で再現性が高いものといえば、ブログアフィリエイトです。
独立することへのハードルは高いですが、努力次第では月に数十万円稼ぐことは可能です。
アフィリエイトは自分のブログやサイトに企業の広告を載せ、広告の商品が売れた時に報酬がもらえる仕事です。
ブログアフィリエイトは費用があまりかからないので、誰でも簡単にチャレンジできるメリットがあります。
しかし、継続した努力が必要になるので、途中で諦めない気持ちは必要です。
正しいやり方で継続出来れば誰でも収入を得ることができるので、副収入という面でも役に立ちます。
ブログアフィリエイトに必要なもの
アフィリエイトを始めるにあたり、サーバーは必須です。
アフィリエイトができる無料のブログサービスもありますが、サービスがいつまで継続されるかは不透明なので、アフィリエイトを始めるなら有料のレンタルサーバーが必要になります。
また、ドメイン(WEB上での住所)やワードプレス(ブログを書くフォーマット)も必要です。
ただワードプレスについては無料のものでも構わないので、お金がかかるのはレンタルサーバーとドメインと考えておくとよいでしょう。
費用はだいたい年間2万円程度です。
ブログアフィリエイトも多少費用がかかりますが、ほかの方法よりも必要経費が少ないのが魅力です。
プログラミング
今後の需要を考えた時に取り組んでおきたいのがプログラミングです。
IT関連に従事する人の人材不足は今後深刻になることも考えられ、今のうちに知識と技術を身につけておくと将来役立つ職種です。
ただし、プログラミングの仕事をしてフリーランスで活躍するには、高いスキルが必要になります。
仕事を依頼するクライアントは、実績のない人に仕事を頼むことが少ないので、フリーランスになるには経験を積んでからの方が良いでしょう。
もし副業から始めるのであれば、プログラミングスクールで勉強して、クラウドソーシングサイトで自分にできる仕事を探して経験を積んでください。
企業で経験を積んでエキスパートになるのであれば、プログラミングの学習から就職まで世話をしてくれるエージェントを利用しましょう。
ガマンして転勤を継続する

転勤が嫌でも、すぐに辞めずに我慢することを選ぶのも一つの生き方です。
転勤はいつまで続くかわかりませんが、2.3年で地元に戻れる可能性もあります。
人事異動の頻度が何年ごとであることが多いか | 割合 |
---|---|
1 年未満 | 6.5% |
1 年 | 12.9% |
2 年 | 5% |
3 年 | 25% |
4 年 | 5.2% |
5 年 | 18.8% |
6 ~10年未満 | 14.6% |
10年以上 | 5.9% |
無回答 | 3.1% |
上記のデータは、独立行政法人労働政策研究・研修機構の2017年人事異動頻度の調査結果です。
このデータを見ると、3年以内に異動になるケースは約50%もあるので、今だけ我慢するという生き方を選ぶのもありかもしれません。
しかし、このデータはあくまでも異動までの期間で、また違う地方に転勤になるケースも含まれています。
そのため何十年も転勤先から戻って来れないことも考えられます。
最後に
転勤したくなくても、転勤になってしまうことはあります。
一般的に転勤の拒否は余程のことがないと不可能なので、転勤が嫌なら違う選択が必要になります。
転勤をどこまで我慢できるかによっても変わりますが、自分の将来のために、何が良いのか判断して幸せな未来を掴みましょう。
