独身者は自由でうらやましいと思われることが結構ありますよね。
もちろんそういう部分はたくさんあります。
ただ独身者は良いことばかりではありません。
とくに転勤に関しては独身者はデメリットだらけです。
そこでこの記事では、独身者の転勤でのデメリットとその対処法についてご説明します。
独身者の転勤でのデメリット
転勤は多くの経験ができるというメリットがある一方、家族や知人と離れるというデメリットがある人事です。
とくに独身者は人間関係がリセットされやすいので、孤独を感じる人が増える傾向にあります。
生涯孤独になりやすい
2015年の国税調査で男性の生涯未婚率は約23%ありました。
生涯未婚率とは50歳までに結婚しない人の割合で、現在男性の約4分の1がこのような状態になっています。
この生涯未婚率はこの先もどんどん増えていく傾向にあり、生涯未婚率が増えていく要因の一つには独身者の転勤も含まれています。
なぜなら、会社の中で独身者は転勤のターゲットになることが多く、転勤族になりやすい傾向があるからです。
転勤族になると数年単位で異動があるため、転勤先で交友関係を広げることが難しく、出会いの機会が少なくなり結婚できない人が増えてしまうのです。
そのため、生涯独身になってしまう人も増えてしまいます。
独身者は転勤のターゲット
独身者は既婚者に比べて、転勤のターゲットにされる特徴があります。
なぜなら会社は、出来るだけ費用をかけずに人員配置をしたいと考えるからです。
既婚者を転勤させると、転勤手当や住居費用、月1回の帰省手当(単身赴任の場合)など会社の負担は大きくなります。
一方、独身者の場合は住居手当を出すだけで済んでしまいます。
そのため、費用負担が少なくて扱いやすい独身者は転勤のターゲットになってしまうのです。
会社にいいように使われるのが独身者の最大のデメリットです。
生涯独身の転勤族の末路

転勤の末に生涯孤独になってしまうと、将来的にいくつかの問題が発生します。
年を取っても世話をしてくれる人がいなかったり、働けなくなった時に収入がなくなったり、色々苦労することが増えてしまうのです。
さらに親の介護の問題など、一人ではどうしてもやりきれないことが出てきてしまいます。
しかし転勤しなければ、独身であっても親族や知人との近所付き合いで、ある程度負担が軽減することもあります。
もしパートナーがいなくても、転勤族にならないだけで生涯孤独を感じない可能性もあるのです。
独身の転勤地獄から抜け出すには
独身の転勤地獄から抜け出すには、転勤をしないかパートナーを作るしかありません。
簡単ではありませんが、将来苦労しないために一度考えてみてもいいかもしれません。
転職して転勤族から抜け出す
転勤地獄を回避するのに手っ取り早いのは転職です。
最近では転勤が無いの会社も増えているので、転職すれば今後転勤がなくなる可能性も大いにあります。
転勤が無く自分に向いているところが見つかれば、今の会社にいなくても良くなるはずです。
ただ今の仕事を続けたいという意思があるなら、とりあえず地元に戻してもらえるよう会社に頼んでみましょう。
その結果次第で転勤の準備を始めても遅くはないと思います。
もし不安なら転職サービスに登録しつつ、会社からの返事を待つようにしてください。
マイナビエージェントなどの転職サービスは、中小企業の求人を多く保有していて無料で登録ができます。
婚活をしてみる
孤独から脱出するには配偶者を持つことも一つの手段です。
ただそのためには出会いが必要です。
もし出会いを求めるのであれば、結婚のきっかになりやすい婚活アプリはおすすめです。
婚活アプリは自分の条件にあった人を選ぶことができるので、理想に近い人に出会える可能性が高くなります。
またお金はかかりますが、高い効果を期待するなら結婚相談所が良いでしょう。
結婚相談所はプロのアドバイザーがバックアップしてくれるので、他のサービスよりも結婚まで進む確率が高くなります。
最後に
独身者は転勤のターゲットにされやすく、転勤族になりやすい傾向があります。
転勤族になることで結婚から遠ざかってしまう可能性もあるので、転勤になる前に出来るだけ将来設計をしておきましょう。
もし、転勤族になってしまい将来が不安なら、今の状態から抜け出すようにな動きをしてみてください。
