旦那の転勤について行って、体の調子が悪くなったことはありませんか?
知り合いもいない土地で、ストレスを発散できず毎日辛い思いをしていませんか?
もしこのような悩みを持っているなら、早めに対処した方が良いでしょう。
そこでこの記事では、転勤族の妻が抱える悩みと、解決するにはどうすればいいかについてまとめました。
自身の状況を確認して、悩みを解消するにはどうすればいいか家族で考えてみてください。
転勤族の妻の5つの悩み
転勤族の妻のが抱える悩みはたくさんありますが、ここでは「お金の問題」「子供の問題」「仕事の問題」「家の問題」「孤独の問題」についてみていきましょう。
お金の問題
転勤になると住居や引越しの手当てが会社から負担されます。
会社都合での転勤なので、当然と言えば当然ですが、負担してくれるのはそこまでです。
新しい暮らしには、何かとお金がかかります。
新しい住居に必要なカーテンや、部屋のサイズに合った家具や家電、子供の転校先での指定の制服など、今までなら必要なかった物も購入しなければいけなくなります。
家計を預かっている妻は、このすべてを切り盛りしなければいけません。
そのため、転勤の回数が増えれば増えるほど、お金の問題は大きくなり、妻の悩みも増えていくことになります。
また、仕事を辞めて旦那についていったのであれば、新しく仕事を始めるまでの収入の減少も大きな悩みになってしまいます。
子供の問題
子育てはストレスがかかります。
それを知らない土地で、助けてくれる人がいない中で一人で行うのは大変な負担です。
転校の手続きなども場合によっては一人でやらなければいけないので、家族で転勤に帯同するのはかなりの労力が必要になります。
仕事の問題
夫の転勤に妻がついていくと、今まで働いていた職場での経験や、人間関係を手放すことになります。
さらに、この先また転勤があると考えると、正社員で働くことも難しくなり、今までの経験を活かせる仕事に就けない可能性もあります。
また育児のための休暇など、今までと違って融通がきかないケースも出てきます。
務めていた会社を辞めるのは簡単ですが、見知らぬ土地で新たに働くには資格などを持っていないと厳しくなることも考えられるのです。
家の問題
転勤族は、マイホームを買うベストなタイミングがありません。
一か所に腰を据えて暮らしたいと思っても、いつ転勤があるかわからないので、家を購入する決断ができなくなります。
家を購入したいという夢を持っている人も、転勤のせいで賃貸暮らしになり、夢をあきらめなくてはいけなくなるのです。
>>>転勤族マイホームは貸すべき?可能性がある人の家を買うタイミングは?
孤独の問題
転勤族の妻の一番の悩みは、友人など頼る人が近くにいないことです。
見知らぬ土地で友人を作ることは簡単ではありません。
とくに専業主婦の場合、周りに知っている人がいなければ、友達を作ることはかなり難しいはずです。
時間をかけて作れたとしても、次の転勤でその関係は手放さなければいけなくなります。
友人がいないと家族以外と話すことがなくなるので、孤独を感じることも増えてしまうのです。
最悪の場合は、うつ病などになってしまう恐れもあります。
転勤族の妻の悩み解決は難しい

転勤先で悩みを全く抱えずに暮らしていくことは不可能です。
夫の協力などで負担が減ることはありますが、どうしても新しい土地に馴染めないというケースもあります。
このような場合、転勤先での解決策はありません。
やれることは「夫に単身赴任をしてもらって地元に戻る」「会社に話して家族揃って地元に戻してもらう」「夫が会社を退職する」の3つだけです。
ただ実際一緒に生活することを考えれば、「会社に戻してもらう」か「夫が会社を退職する」選択しかありません。
最悪のケースは夫が会社を辞めることになってしまいますが、実際に結構あることなので、家族で転勤するときには注意してください。
もし家族一緒に暮らすために旦那が会社を辞めるなら、次は転勤のない会社を選びましょう。
最後に
家族で転勤をすると、妻の負担はかなり大きくなります。
性格にもよりますが、新しい土地で生活を楽しむことができないと、辛い思いをすることは間違いありません。
そのため転勤が決まった時に、どうすることが家族にとって一番幸せかしっかり考える必要があります。
この記事で人生のいい選択ができたのであれば幸いです。
