転勤

【転勤制度】会社と社員のメリットとデメリットは?

終身雇用制度が崩れ、企業が欧米化する今だからこそ、日本にしかない転勤制度について、本当に必要か考えなければいけない時なのかもしれません。

日本の企業にとって転勤は成長するために欠かせない制度として、これまで当たり前のように行われてきました。

しかし、転勤があることで人集まりにくくなり、離職率が高まる現代では、転勤が本当に必要なものかわからなくなっています。

そこでこの記事では、転勤制度が現代の働き方とマッチしているのか、会社と社員のメリットとデメリットからまとめてみました。

転勤制度で会社と社員のメリットとデメリットは?

転勤については、マイナスに捉える人もいますが、転勤自体は悪いことではありません。

会社にも個人にも良いことはあります。

しかし、良いことばかりでもないのも事実です。

そこで会社のメリットと社員のメリット・デメリットをしっかり理解して、自分の生き方に転勤がマッチするのか考えてみてください。

会社にとってメリットになる3つの理由

転勤を実施することで、会社にとってのメリットはいくつかあります。

会社にとっての転勤のメリットは以下の通りです。

人材育成

企業が転勤を実施するメリットの一つが人材育成です。

社員に幅広い経験を積ませて、企業に貢献できる人物を作ることが目的になっています。

最終的には管理職などリーダー的存在に育ってもらうことが会社の狙いです。

人員の配置

業績が上がっていない部門に対して必要な人材をあてがい、業績向上を計るために実施したり、人材不足の部門に対して、人材が比較的に余裕がある部門から異動させるために実施したりします。

企業にとっては転勤を実施することで、適材適所に人員が配置できるメリットがあります。

組織の活性化

同じ部門に長く勤務することでモチベーションの低下や、なれ合いが出てくることを防ぐために、転勤を実施する場合もあります。

企業にとっては転勤によって組織の活性化につながり、高いモチベーションをもって仕事ができるというメリットがあります。

社員の転勤メリット

転勤をすることによって、社員が得られるものはたくさんあります。

転勤してプラスになるものは以下の通りです。

出世に期待ができる

転勤の辞令が出されるということは、出世コースに乗っていると考えることができます。

会社も成長してほしくない人にお金を使ってまで、転勤させようとは思いません。

転勤を命ぜられる人は、成長してほしい人、幹部になってほしい人という見方ができるのです。

自身の成長

働く環境が変わることで、今まで見えなかったことや、知らなかったことを幅広く吸収することができます。

転勤することで視野が広くなり、自分の成長につながります。

人脈が広がる

転勤で異動すると、新しいつながりを作ることができます。

仕事では異動先の部署でつながりができ、プライベートではご近所の人や、子供関連のつながりもできます。

また、同じ趣味の仲間に巡り合うことができるかもしれません。

意外と大きい社員のデメリット

企業に人が集まりにくくなり離職率が高まるのは、転勤のデメリットが大きく影響しているからです。

今の時代にそぐわなかったり、負担が大きいことで転勤をしたくない人が増えています。

家族への負担が増える

夫の転勤で妻が仕事を辞めたり、子供が学校を転校したり、転勤することで家族の負担が増えることがあります。

また単身赴任であっても、2重生活による生活費の負担や、転勤で家族が離れてしまうという精神的な負担も、転勤があることでのデメリットになっています。

マイホームの購入ができない

転勤が頻繁にある会社では、マイホームの購入がなかなかできません。

マイホームを持つことが夢になっている人には、転勤が夢をかなえることのネックになります。

転勤がある会社で働くのであれば、ライフスタイルを変えなければいけないのです。

>>>転勤族マイホームは貸すべき?可能性がある人の家を買うタイミングは?

ストレスがかかる

環境が変化するとストレスは避けられません。

仕事でのストレスはどこにいてもありますが、知り合いもいない土地で生活するストレスは心や体に大きく影響を与えます。

とくに、夫の転勤についていく妻のストレスは大きいものになっています。

単身赴任の場合も、大切な人と一緒に過ごす時間が無くなるのはストレスです。

ストレスは転勤での最大のデメリットと言えます。

>>>【孤独で鬱になることも】転勤族の妻の5つの悩み

最後に

転勤は企業にも社員にもメリットはあります。

しかし、人が集まりにくくなったり、離職率が上がったりするのは、それ以上のデメリットがあるからです。

生活をするために大切の人と一緒に過ごす時間を減らしてまで仕事をするというのが、今の時代にマッチしていないのは明らかです。

企業にも社員にもどちらもメリットが大きくなければ、制度として今後うまくいきません。

そのため、転勤制度はそろそろ見直す時期なのかもしれません。

>>>転勤がある会社はブラック企業なのか?

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